ページトップへ

ブログ

木造住宅の天井裏などを見ていると 四隅のところに斜め方向にかかっている梁が設けられているのを目にすることがあります。 1階床組 2階床組 などの水平構面に筋かい同様 梁組の変形を抑えるために 火打ち梁が取り付けられています。しかし その火打ち内に梁の継手があると この梁の交差部が回転し梁組が大きく変形してしまいます。

以前 耐震診断させていただいたお宅では 梁の継手部分に火打ち梁が取り付けられており 継手部分が割れてしまっていました。火打ち梁の取り付く部分および火打ち内には継手は設けてはいけません。

耐震診断では 目視できる範囲のこのような継手部分の調査も大切です。

記事一覧

  • 1 /
  • 2 /
  • 3 /
  • 4 /
  • 5 /
  • 6 /

1ページ (全38ページ中)