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木造の住宅の耐震診断では 耐力壁の確認を2階は小屋裏から 1階は床下から行います。それぞれ筋かい等目視するのですが 小屋裏からの場合は大方目視できることが多いのですが 床下からの場合は根太があって見えなかったり 基礎で隔てられており入ることができなかったりすることがあります。
6月に耐震診断調査をさせていただいたお客様宅も一部分基礎で隔てられており とても大事な部屋の部分が見ることができませんでした。建てられたときの図面も無く また確実な耐震診断調査のために お客様にご説明し 入れなかった部屋の天井に天井点検口を付けさせていただきました。
そして付けさせていただいた天井点検口から調査させていただくと 筋かいを5か所も確認させていただきました。
点検口取付は別途費用がすこしかかりますが 耐震診断の調査にとってはとても大切なことで 正確な耐震診断ができ また その後の耐震補強などにも大きく関わってきます。
通常 耐震診断では原則としては 目視なのですが 今回のような場合は弊社としては 天井点検口設置などをおすすめしています。
とりあえず 耐震診断は正確に。それがわが社のモットーです。