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茨木市並木町のM様邸の耐震診断をさせていただきました。

まず はじめにM様に建築確認などの書類の有無をお聞きしたところ M様はこの建物を中古でご購入されたとのことで 売買のときに図面などは一切いただいてないとのことでした。中古で購入された建物の耐震診断の場合 図面等が無いことは多々あり その場合 診断前に図面作成からさせていただくことになります。また その場合 床下点検口または床下収納の有無 小屋裏に入れる天井点検口の有無が診断に大きく関わってきますので 診断前に確認が必要です。今回のM様宅も床下点検口等がありませんでしたので M様にご説明ご理解をいただいたうえで 診断前に 建物の図面作成 床下点検口の設置をさせていただきました。

そして 耐震診断調査当日は この図面を元に建物の調査 及び 小屋裏及び床下に入らせていただき 筋かいなどの耐力壁の有無の確認 構造部材の状況等調査させていただきました。

小屋裏に入り ほぼすべての耐力壁については確認でき 1階床下からの調査では床の構造上数か所の耐力壁は確認できませんでしたが無事調査させていただきました。今回のように図面等が無い場合 床下 小屋裏に入ることができない場合 確認できず 耐力はなしとなってしまうため 耐震診断も無意味となってしまいます。

そして 耐震診断報告書もできあがり M様にご説明させていただきました。そして 今回の診断は茨木市の補助制度を活用されますので 実績報告書も提出させていただきました。

そして M様には 耐力壁の確認できていない部分等ご説明させていただき 耐震補強を伴うリフォームを計画をされる場合は未確認部分の耐力壁の調査の必要性などご説明させていただきました。

中古物件を購入される場合 前の所有者から建築確認済証 検査証等の図面をいただくことの重要性を改めて感じました。

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