ページトップへ

ブログ

以前 工事させていただいた 茨木市のM様からお電話をいただき 大雨のときだけ 下屋が雨漏りするので見てほしいと ご依頼がありました。

この『大雨の時だけ 雨漏り』・・・。これが わたしたち工務店泣かせのひと言です。

屋根が瓦だったので 瓦屋さんといっしょに 現地に調査に行かせていただきました。

屋根の瓦の状態を確認しましたが きれいに葺かれており 別に問題はなさそうです。雨漏れしている部分の瓦もめくり点検しましたが 若干濡れていそうな部分はありましたが 瓦自体には何の問題は無いようです。わたしと瓦屋さんといろいろ考えますが 何も問題はなさそうなので 大屋根の方にも上がらせていただき点検させていただくと・・・。瓦屋さんが『ひょっとしたら・・・』と言い 大屋根の樋をよく見てみると 雨漏れしている部分の上の大屋根の部分の樋に雨水が集まってくるような感じになっていました。

大雨時に樋が雨水を受けきれず 下屋に滝のように落ちているのでは・・・。瓦屋さん 曰く そんなに場合には まれに 瓦の縦方向のジョイント部分から雨水の浸入があることがあるみたいです。大雨時のみとお聞きしていましたので その可能性が高いです。

本来ならば樋の落ち口を増設すればいいのですが 足場などが必要になる場合もあり費用が掛かるため とりあえず 下屋の漏れている付近の瓦の縦のジョイント部分にコーキングをさせていただきました。

『大雨時のみ・・・』こんな場合は普通では考えられないところから漏水することが多く 工務店のわたしたちにとってもなかなか原因究明できないことが多いのですが・・・。今回は瓦屋さんの知恵をお借りしました。とても勉強させていただきました。

記事一覧 | リフォームのこと

  • 1 /
  • 2 /
  • 3 /
  • 4 /
  • 5 /
  • 6 /
  • 7 /
  • 8 /

3ページ (全10ページ中)