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先日 茨木市のN様邸の耐震診断の調査をさせていただきました。

このお家 N様は中古で購入され 診断前のヒアリングで図面等は売買したときの間取り図しかありませんでした。そこで調査前に訪問させていただき まずは平面図を作成させていただきました。それをもとに 耐震診断調査をさせていただきました。調査当日は朝の天気予報では晴れで気温30度と予想されており 今の時期 小屋裏の調査は暑さとの闘いですので できるだけ午前中の涼しい時間帯にさせていただきました。

涼しいうちに 屋根にも登らせていただき 屋根の形状 屋根材の状態等も確認させていただきました。

小屋裏では 構造材の状態や雨漏れの有無 壁の下地 筋かいの有無 柱の位置等確認させていただきました。今回の和室の壁は土壁だったので 土壁の厚さ 土壁の高さ的にどこまで塗っているかなども確認しました。建築図面がないので ひとつひとつていねいに確認していきます。正確な耐震診断のためにはとても大切な調査です。

同じく1階の床下も慎重に調査します。床下からの調査は1階部分の耐震に大きく影響するので 入念に調査います。

2階の小屋裏からは2階部分はほとんど確認できましたが 1階部分は基礎があり 1室入れない状況になりました。この1室は耐震上とても大切な場所なので N様に調査できない旨 また この部屋の重要性等ご説明させていただき ご了解いただいたうえで 別の日に天井開口+点検口の取付させていただくことになりました。正確な診断は耐震補強設計にも大きくかかわりますので 弊社では 点検口設置などをお勧めしています。

確かな耐震診断でお客様にお喜びいただけるよう 頑張りたいと思います。

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