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6月18日 2018年6月に起きた 大阪府北部地震から 5年が経ちました。弊社のある茨木市でも 屋根をブルーシートで覆った家屋もほとんどなくなり 公共の施設のブロック塀も取り除かれ フェンスなどになっています。大阪府北部地震を機に 国は指定された避難路沿いでブロック塀の耐震診断を所有者に義務付けられるよう 耐震改修促進法の施工令を改正し 全国では令和2年3月から 大阪府や茨木市がいち早くこの制度を活用を始めました。

 弊社でも 茨木市内の7か所のブロック塀の耐震診断をさせていただきました。そのうち撤去 改修されたのは1か所のみ。自治体側は耐震性に課題があった場合 ブロック塀の撤去や改修を所有者に呼び掛けていますが 実施は努力義務であり また 補助制度はあるものの所有者の負担が大きいことなどから なかなか進まない状態です。

また 通学路などのブロック塀の撤去の補助制度もあり、地震後これまでも多くが撤去しアルミフェンスなどに変わっていますが 今なお 残っているブロック塀もあります。ブロック塀の撤去は 規模が大きいと高額になることもあり 自己負担の重さから所有者の協力が得られない場合もあります。

ブロック塀の倒壊は死傷の危険だけでなく 道路をふさいで緊急車両の通行や住民の避難に支障をきたします。通学路以外の住宅街などを含めるとまだまだ かなりの多くのブロック塀があり所有者の方々に協力していただくには 充実した補助が必要です。

最近 日本列島では あちこちと地震が起きています。備えあれば患いなし。防災について 今一度 備えましょう。大難は小難に 小難は無難に。なりますように。

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