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耐震診断

1 耐震診断って?

 大地震動に対して、建物が耐え得るかどうかの検査をするのが耐震診断です。建物を建築する際の基準となる、建築基準法は大きな地震の被害や社会情勢の変化を受けて時々見直されています。1978年の宮城県沖地震 1995年の阪神・淡路大震災を契機に大きく見直されました。このため、これより前の基準で設計された建物は、現在の建築基準法の基準に満たさないことがあります。また、これは基準だけの問題ではなく、地震に対する強度が不足する建物もあるということです。

 耐震診断は こうした旧い基準で建築された建物について、大地震に対して強度(耐震性)があるかどうか調べる診断作業のことです。

2 耐震技術者による診断

   日本建築防災協会 又は 大阪府建築士会主催の講習を受講した専属の経験豊富な建築士が診断させていただきます。プロにしっかりと調査を行ってもらうことで、ご自宅の地震に対する耐震性能を把握し、地震に備えることができます。耐震診断は 一般財団法人 日本建築防災協会が発行している 2012年改正版「木造住宅の耐震診断と補強方法」の一般診断法に準拠して行います。

3 耐震診断対象住宅

 1 昭和56年5月31日以前に建築確認を受けて建てられた建築物

   (茨木市の場合は平成12年5月31日以前に建築確認を受けて建てられた建築物)

 2 木造の一戸建て住宅 長屋住宅 共同住宅(2階以下 合計1000m2以下)

 3 現に居住し 又は これから居住しようとする住宅

 4 建物所有者 (借家などは適用外となります)

 ご注意ください 2×4住宅 鉄骨造 RC造 ハウスメーカー住宅などは受付しておりません。

4 時間

 住宅の規模や調査範囲にもよりますが、一般的な住宅で建物面積が100m2(約30坪)程度の診断で3時間程度かかります。また 建築確認図面の有無によっても変わってきます。

 詳しくはご相談ください。

6 料金

 標準的な木造一戸建て住宅の場合 5万円~となります(茨木市内)。茨木市以外の方はご相談ください。

 ただし 条件により市町村から診断に対し補助金が出る場合がありますので ご相談ください。 

7 診断内容

 建物の外観 基礎 間取り、開口部の調査 小屋裏の調査 床下の調査 耐力壁の調査となります。

 (目視できる範囲となります)

8 ご利用の流れ

ステップ1 問い合わせ・お申込み

ステップ2 お見積

      (補助金をご利用される場合は申請書作成 提出 補助決定)

ステップ4 日程の確認

ステップ5 現地調査の実施

ステップ6 コンピューターによる耐震診断

ステップ7 耐震診断報告書のお届け

      (補助金をご利用される場合は報告書提出 補助金決定)


 

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